- Kujilibrary(絵本紹介)
[kujilibrary42冊目]菩提寺くじらこども園(2回目)
菩提寺くじらこども園の新卒保育教諭がご紹介します。
絵本紹介「カブトくん」

作・絵:タダ サトシ 出版社:こぐま社
4歳児クラスで読み聞かせをし、読み終わった後の子ども達の表情が忘れられずこの絵本を紹介したいと思いました。
冬にとっても大きなカブトムシの幼虫を見つけたこんちゃんは夏まで成長を見守り、「かぶとクン」と名前を付け、ふたりの生活が始まります。こんちゃんとかぶとクンが一緒にご飯を食べたり遊んだりして楽しむ姿に子ども達も笑ったり、「一緒にしてみたい」と大盛り上がりでした。しかし、だんだんかぶとクンの元気がなくなっていきます。ふたりはどうなってしまうのか見どころです。
カブト虫がどのように成長していくのか、人間とカブト虫の生活の違いを教えてくれ、こんちゃんとかぶとクンの友情が描かれています。最後はこんちゃんのかぶとクンを思いやる気持ちにほっこりします。子どもだけではなく、大人も考えさせられる絵本なので、ぜひ子どもさんと一緒に読んでみてくださいね。 菩提寺くじらこども園・T.N
虫の大好きなこんちゃんが森で巨大なカブト虫の幼虫を見つけ、家の庭で育てると夏には大きく成長したカブト虫になり、こんちゃんと一緒にひと夏を過ごすお話です。
かぶとクンと名付け、一緒にスイカを食べたり、公園で遊んだり、お風呂に入ったり。子ども達も「自分たちもやってみたい」と思うようなワクワクする内容となっています。
また、カブト虫がどのように成長するのかが分かりやすく、楽しくカブト虫について知ることができます。読みごたえもあり、4〜5歳児の読み聞かせにお勧めです。
今回は、菩提寺くじらこども園 H.A が紹介しました。
次回は、伴谷くじらこども園がご紹介します。