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  • Kujilibrary(絵本紹介)

[kujilibrary64冊目]とりのきくじら保育園(2回目)

主任保育士・主幹保育教諭による絵本紹介、今回は愛媛県伊予市のとりのきくじら保育園です。

絵本紹介 『おごだでませんように』

作:くすのき しげのり  絵:石井 聖岳  出版社:小学館

【おすすめポイント】

「ぼくは、いつでもおこられる。家でも学校でも…。」というフレーズに、最初から、ぐっと心にささる深い絵本です。私が初めて読んだとき、自然と涙がこぼれていました。

妹と一生懸命遊んであげているだけなのに、「泣かせて!」と怒られる。友だちが先に嫌なことを言ったのに、「乱暴して!」と怒られる。主人公「ぼく」は、いつもじっと心の中で我慢をして、うまく気持ちを表せないでいました。そして、「ぼく」は、お母さんや先生や友達に言うのではなく、学校の授業で、七夕様のお願いの短冊に、一文字一文字懸命に書きました。「おこだでませんように」と。このお話の「ぼく」にとって、天の神様に思いのこもった願いであったこと、周りの大人たちや友だちからの目線でなく、「ぼく」の本当の気持ちにとても共感すると共に、保育士側からの立場で、普段の保育にも深く考えさせられる絵本だと思います。

毎日の保育をする中で、いろいろなお子さんと接し、笑ったり褒めたり叱ったり…。自分の言動が、本当に子どもの気持ちを尊重して受け入れて、接することができているだろうかと、考えさせられます。また、この本の絵も、温かみがあって大好きです。

ぜひ、まずはご自分で。そして子どもたちに、ゆっくりとやさしく読み聞かせてあげてください(^^)

今回の紹介は、とりのきくじら保育園M・Tが紹介しました。

次回の紹介は 「児童発達支援センター伊予くじら」 です。

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