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  • Kujilibrary(絵本紹介)

[kujilibrary45冊目]手倉田くじら保育園(2回目)

今回の絵本紹介は手倉田くじら保育園の新卒保育士S・Mが紹介いたします。

絵本紹介『100万回生きたねこ』

作・絵:佐野洋子 出版社:講談社

この本は、ある一匹のねこが生死を繰り返して100万回生きたというお話です。

ある時は船のりのねこ、ある時はサーカスの手品つかいのねこ、ある時は小さな女の子のねこ
にもなります。

ねこは100万回生きても愛されているということを知らず、誰のねこでもないのらねこになることを喜びます。

しかし、最後に出会う一匹の白いうつくしいねこの出会いをきっかけにこの生き方が大きく
変わっていくのです。

この本を読むと、誰かを想うことの難しさや素晴らしさ、そして大切さを感じること
が出来ます。

私も、普段家族の存在を当たり前に感じていましたが、この本を読んで家族と過ごす
日々はかけがえのない大切な時間だと

実感することが出来ました。また、この本は読む度に読み終わった後の気持ちが変わ
る、ふしぎな物語です。

是非、子どもやパートナー、家族など周りにいる大切な人と一緒に読んでみてくださ
い。

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