- ことばの種(STさんのつぶやき)
ラムネがほしいのさっさっさ♪
魔の2歳児、あるいは3歳児と呼ばれるお年頃…
何をするにも、すぐ怒りますよね(笑)
我が子にもそんな時期がありました。
遊んでいる時に、突如、
「もうっ!ラムネが食べたいのに💢」
と、怒りだしたり…
いやいや、ラムネくらいあげますけども。
そんなに怒らなくてもいいじゃないのよ…
まあ、第1次反抗期のちびっこに、そんなことを言ってもしかたがないですね。
ラムネ(当時、大好物でした)を2~3粒、食べれば満足するのだから、別に「ダメ!」と禁止する必要はありません。
かといって、こうして「大声で怒ってアピールしたら、思いが叶った」という、成功体験にはしたくないですよね。
そんな時、有効な対応の1つは、ラムネを1粒だけ手渡したり、目の前に見せたりして、「要求を叶えてもらえる」と、子どもにはっきりわかる状況で、「やさしく言ってほしいよ」「ちょうだいって言うのが、かっこいいんだよ」と、伝える方法があります。
余裕があれば、実際に望ましい方法での要求をさせた上で、残りのおやつを渡してあげると、より身に付きやすいです。
でも、時には、子ども自身も興奮してしまって、お話が耳に入らない時もありますね。
そんな時には、大人が、子どもの意表を突くような行動や声かけをすると、ビックリして(子どもが)冷静になることがあります。
(害のないものにしてくださいね)
我が家の場合、
「ラムネがほしいの?いいよ!じゃあ、『ラムネがほしい』のダンスして♪」
と、言ってみました(笑)
我が子、怒っていたのも忘れて、ポカーン…
「…踊ったら、いいの?」
会話ができるようになれば、こっちのものです。
「そうだよ。ほしいものや、してほしいことがある人は、相手がしてあげたいなって思えるような言い方をするんだよ。
あなたが怒らないで、かわいく言ってくれたら、お母さん、うれしくて、何でもしてあげたい♥️って思うんだよ。だって、大好きだから。」
それ以来、うちの子のおねだりスタイルは、
「○○がほしいのさっさっさ♪」
と、左右にステップを踏みながら、お手々ふりふり、おしりふりふり、踊るようになりました。
…本当に踊ってほしかったわけではないのですが(笑)
おこりんぼさんより、ずっといいです。
子ども自身も、怒ったり、泣いたりせず、平和的に要求を伝える方法を1つ手に入れたことで、楽になったように見えました。
(自分の怒った声や泣き声で気持ちが昂らなくてすむため、思いが叶わなかった時にも、気持ちを切り替えたり、落ち着いて交渉したりしやすかったように思います。)
子どもが怒るのには、子どもなりの理由や事情があります。
成長・発達の途上で、自分の感情を持て余していたり、わかってほしい気持ちや要求を、効果的に伝える方法を知らなかったり。
その子とって、今、持っている伝達手段や、表現方法のうち、手っ取り早く、伝わりやすいものが、泣くことや怒ることなのであれば、そうして伝えるより他しかたがないのでしょう。
この方法が「正解」というわけでも、ベストというわけでもないのですが(笑)
子どもにとって負担が少なく、周囲の人にわかってもらいやすい方法を、何かしらみつけてあげることができれば、子どもも大人も、少し楽になると思いますよ。