Social Welfare Corporation KUJIRA

  • ことばの種(STさんのつぶやき)

あけまして

新年のごあいさつには、少々遅い時期ですが…

あけまして おめでとうございます。

今年も、私たちのかわいい、大切な子ども達のことを、一緒に考え、支援していきましょうね。

年明け早々に、嬉しかったエピソードを聞いてください!

ことばの理解はある、明確な発語のないAちゃんのことです。

前々から、「ことば」として表出されないけれど、Aちゃんの頭の中に「ことば」があることには気づいていたのですが…

表情やジェスチャーなど、代替手段が上手で、伝わってしまう(本当に上手に伝えてくれるので、それでもダメなわけではないのですが)ので、意思表示を「あー♪」という発声だけで済ませてしまうことの多いAちゃんです。

1月最初の登園日、「あけまして!」と声をかけると、「あー♪」の発声の後に続けて、「おめでとう!」の手話をして、ぺこりと頭を下げてくれました。

これを、「文レベルの発信」と言えるかどうかは、もう少し観察が必要ですが、でも、「あー(あけまして)」「おめでとう」→お辞儀という、複数の要素の組み合わせで、Aちゃんが表現してくれたことは、大きなことです。

今よりもっと小さかった頃、絵カードで、簡単な要求を伝えることができていたけれど、成長に伴い、伝えたいことが複雑になっていく中で、だんだん絵カードを使わなくなってきたというAちゃん。

Aちゃんの興味や、伝えたいことに添ったカードを、整理し、組み合わせることを習得したら、本当に文レベルで、より細やかなコミュニケーションができる可能性があるかもしれません。

やった!

Aちゃん、もっと楽しくおしゃべりできるかも。

伝わらなくて諦めることを、減らせるかも。

「ことば」でお話できることがすべてではありません。

ジェスチャーでも、手話でも、絵カードでも、文字でも、表情でも…

「わかりたい」「伝えたい」という気持ちをもって、やりとりをし、楽しむことができれば、それが、お互いにとっての、すばらしいコミュニケーションです。

このことを前提とした上で、もし、何らかの方法で、より細やかに(その人自身にとって必要な範囲で)、思いを表す手段を持つことができれば、人と関わること、困った時に助けを求めることの、ハードルを下げることに繋がります。

自分の気持ち、思いに「ことば」や絵、カード等で名前をつける(楽しい、悲しい、嫌だった等)ことができれば、気持ちを整理し、切り替えることに役立ちます。

今持っているコミュニケーションの方法を大切にしながら、より楽しく生きていけるように、工夫していきたいですね。

Aちゃん、一緒に楽しもう!

あなたが本当は、どんなことを考えていて、何をしたいと思っているのか、教えてほしいなー。

今年も、いっぱい遊ぼうね♪

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