- Kujilibrary(絵本紹介)
[kujilibrary28冊目]バオバブ保育園
宮城県で2園目はバオバブ保育園です。”くじら”が運営する”バオバブ”の名前への想いと、くじら絵本リレーの1冊をご紹介します。
なぜバオバブ?
世界一大きな木といわれる「バオバブ」の木。
私達は、「バオバブ」に、シルヴァスタインが描く『大きな木』へ想いをはせる。
保育園が大地として、そこに存在し子ども達の人としての『根』をしっかり育て
その子どもがやがて大人になった時どんなに人生に迷っても…
自分を大切にすることができ失敗を恐れずチャレンジできる力を育てたい。
やがて、大人になり…
私たちの事やバオバブ保育園のことは思い出せなくても…
保育園での経験が何気ない人生の「道しるべ」となるように保育園生活を「かけがえのない時間」にしていきたい。
絵本紹介『3いきのやぎのがらがらどん』
絵:マーシャ・ブラウン 訳:せた ていじ 出版社:福音館書店
【おすすめポイント】
ノルウェーの昔話から作られた絵本です。みなさんも一度は読んだことがあるのではないでしょうか。三匹のやぎのがらがらどんが山の草を食べに向かう途中、橋の下に住むトロールという化け物と対峙し、三匹の知恵を絞ってどう切り抜けていくのか…というお話です。
私は子どもの頃何度も親に読んでもらい、大好きなポイントが2つあります。
1つ目はマーシャ・ブラウンの印象的な絵です。
あの おどろ恐ろしいトロールの姿や”おおきいやぎの がらがらどん”の迫力は大人になっても忘れられません。
2つ目は小気味よい話の展開です。弱気な三男、お調子者な次男、力強い長男とそれぞれがトロールにどう立ち向かっていくかは見ていてドキドキとします。
読んだことのある方は懐かしんで、まだの方は是非楽しんで読んでいただきたいです。
それではー
チョキン、パチン、ストン。
はなしは おしまい。
今回の紹介は、「バオバブ保育園 T・S」でした。
次回の紹介は「札幌くじら保育園」です。