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2021年入社&2022年入社の同期会研修 Part.1

9月3日(日)、4日(月)に1泊2日で、宮城県で同期会研修を実施しました。
現在、入社2年目と3年目の職員対象で、全国各地の施設から、総勢14名が参加しました。

この研修の目的は、「法人理念の理解を深めること」「同期とのコミュニケーションを図る」です。

3日に仙台空港に集合した時は、皆さん少し緊張しているようでした。
普段は、法人のzoom研修で顔を合わせることがあっても、リアルで会うのは初めてだったり、1年ぶりだったり(3年目の職員は昨年度の研修で会っています)なので、無理もありません。

早速バスで、研修会場の「KIBOTCHA」に移動し、昼食。仙台名物「牛タン弁当」に舌鼓。少し緊張もほぐれたようです。

食後は、早速研修です。
研修会場は、東日本大震災で甚大な被害を受けたところです。
震災時、小学校だったところは、防災を学ぶ宿泊施設「KIBOTCHA」になっていました。

【ミッション1】ロープワーク
元自衛官の講師に、いざという時に役立つロープワークを教えてもらいました。
ロープワークは、流されそうな人を助けたり、建物の窓枠から、下階の人を上階に引き上げて助けたりする時に役立ちます。また、保育の中での遊びにも、役立ちそうでした。


【ミッション2】火おこし
次は、火おこし体験。金属と金属を擦り合わせて、火花を出し、発火させる訓練です。
なかなか着火せずに、皆、苦戦していました。

どちらも、知っているのと知らないのでは、いざという時の覚悟や心構えが違います。
いずれも、大切な園児の命を守るために、いざという時に必要な知識です。

次は会場を「いろどりの丘」に移しての研修です。ここは、震災時に家が流された方々が、新しく高台にお家を移した新しい街並みの新興住宅地。

しかし、新しいコミュニティの関係の構築には時間がかかるのか、課題も多いそう。

「いろどりの丘」は、子どもでも、お年寄りでも、誰もが気軽に集える場所にしようと、カフェや宿泊施設を併設していたり、医療やリハビリの専門職の方が運営している憩いの場所でした。

ここでの研修は、3年目チームと2年目チームに分かれてのグループワークです。

【ミッション3】リニューアルされた理念やくじらの願い・思いをベースに、明日のミニ発表会に向けての出し物を考える

約2時間で、それぞれのチームがコミュニケーションを取りながら、思いをひとつにしていく作業でした。

さあ、やっと夕食です。お楽しみのBBQです。すっかり打ち解けて、おしゃべりしながら、野菜を切ったり、テキパキと段取りして、和やかな時間をすごしました。

お腹いっぱいになって、いい気分で就寝かと思いきや、宿舎に戻ってからも、明日のミニ発表会に向けて、作業の続きをしてから、就寝したそうです…。

2日目の様子は、part2で…。

(文責:研修本部)

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