Social Welfare Corporation KUJIRA

  • kujilabo(研修本部)

くじらの研修紹介(VOI.1)

くじらでは、2021年度から、法人内研修制度が発足しました。

どこにいても全国の仲間とzoomで繋がり、共に学べる体制を整えています。

(1)新卒研修

(2)施設長研修

(3)コミュニケーションに関する研修

(4)発達に関する研修

(5)言語に関する研修

(6)ブログ研修

6本柱で進めています。

数回に分けて、研修内容を少しだけご紹介します。

 

(1)新卒研修

学校卒業したてのフレッシュな仲間を対象に行います。全国で毎年10名以上入職しています。社会福祉法人くじらに同期の仲間がいることは、場所が離れていても悩みや不安を共有でき、これからを担っていくことができる心強い存在です。毎月1回は、WEB研修で画面越しに顔を合わせながら、 ①コミュニケーション・②保健・③ブログ について学んでいます。

中でも最も力を入れている、コミュニケーション研修についてお伝えします。

 

 

コミュニケーション(外部講師)

コミュニケーションは仕事(生活)そのもの。働く時間の70%がコミュニケーションに費やされると言われています。

そのため(Ⅰこども編 ⇒ Ⅱ職員・保護者編 ⇒ Ⅲチーム編)の3回に分けて学びます。

 

Ⅰこども編

こどもとのコミュニケーションは、言語では伝わらない非言語(表情・仕草・動作・声のトーン・触覚・匂いなど)が80%です。子どもたちが安心して園で生活を送るために、気持ちいいコミュニケーションとは何か? 反対に危険なコミュニケーション(ダブルバインド)とは何か?自分たちの生活や経験をもとに、考えます。

年齢によってコミュニケーションの方法は変わりますが、1人1人のこどもにとって、安心の方法は異なります。よく観察し周りに相談しながら、柔軟な方法を見つけていけたらいいですね。

 

Ⅱ職員・保護者編

保育園の仕事は、こどもとのかかわりだけではありません。

保護者・地域の方・業者・自治体・金融機関と様々な機関と連携し、良好な関係が不可欠です。特に、保護者は、日頃の保育士からの情報をもとに、安心してこどもを預けられるか、の基準になっていきます。考えて伝える方向を3つ(視点・視野・視座)もつことが大切だと学びます。

 

Ⅲチーム編

様々な年代の保育士がいる中で、経験値・保育観も違う仲間が、同じ職場で共通の目的に向かうことで、お互いの力が相乗効果となります。1+1=3になるような関係性になるために、相談文化がとても大切です。

お互いの経験談などを交え、小グループでじっくりコミュニケーションを学ぶことにより、質の高い保育士をめざしていくことがでるのではないでしょうか。

 

②保健・③マナー&ブログ については次回につづきます。

 

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