Social Welfare Corporation KUJIRA

  • ことばの種(STさんのつぶやき)

悩みごとは口から出すべし!

「助けて!」と発信できることって、大切だなと感じたお話です。

2月2日の「節分お楽しみ会」の担当だったのですが、なかなかうまく企画できなくて困っていました💦

仕事でも、私生活でも、自分が主体となってイベントを企画した経験が少なく、また、絵を描いたり、工作したりすることも不得意で、実は1か月以上前から悩んでいました。

そこで思い出したのが、昔々、誰か(誰だったかな…?)に言われたことばです。

「悩んでいることは、口から出してしまいなさい。

誰かが解決策を知ってるかもしれないから。」

早速、各保育室でぼやいてみました。

「このゲーム、どうやったらうまく進行できるかわからないの。」

「こんなふうにしたいんだけど、上手に作れないの。」

「作ってみたんだけど、試してみたら、うまくいかなかった💦」

「BGMがあった方がいいと思うんだけど、どんな曲がいいかな?」

センターのスタッフ、STの活動にも日頃から協力的で、心強い仲間たちなのですが、今回はまた、すごかった!

「こうしてみたら?」

「イメージができてるなら、作ってあげる!」

「これ、おすすめ🎵」

次から次へ、アイデア💡や助け舟が…。

本当にありがとう。

おかげで、楽しい集会になったと思います。

…ちょっと、スタッフ自慢みたいになりましたが、周囲に助けを求めることって、本当に大事です。

大人(お兄さん、お姉さん)になっても、全部のことを、自分1人でできなくても、いいんです。

「私、今、困ってる」「助けてほしいな」と、周りの人に伝えることができれば、乗り越えられることは多いです。

周囲の人も、手助けしていいかどうか、迷っているかもしれませんよ。

更に、大きいお友だちや大人の場合なら、「困っているのは、このことだよ」「これを手伝ってほしいよ」と、具体的に伝えられると、もっといいですね。

でもね…。

私自身が言われたことばのまま、「口から出す」と表現しましたが、助けの求め方は、「ことば」でなくてもいいと思うんですよ!

「困ってるけど、ことばではうまく言えないの!」という気持ちを、ご家庭でお子さんが視線や、表情、ジェスチャーで伝えていませんか?

まずは、「助けて」が伝わって、「助けてもらえた」経験を積み重ねることが最優先。

それから、お子さんに合ったやり方とペースで方法をステップアップできるといいですね。

より望ましい助けの求め方は、少しずつ身につけていきましょう。

児童発達支援センター伊予くじらST

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