年長さんとの「おべんきょう」の時のことです。

「ぼくたち、もうあと５回しか、くじらに来ないんだよ。」

さすが年長さんです。

カレンダーを見て、残りの登園日数を数え、名残を惜しんでくれているのです。

そう、もうすぐ卒園ですね。

そして、１年生になるんですね。

小学校に上がると、みんなそれぞれ、今と違う環境で生活することになります。

大人から求められることも変わってきます。

初めて取り組む活動も、たくさんあるでしょう。

期待に胸おどる反面、ちょっぴり不安もありますね。

それでも、センターの子どもたちは、きっと大丈夫だと思うのです。

この１年だけでも、みんな、色々なことを経験してきました。

みんな（年長さん以外も）、それぞれに、わかること、できることが増えました。

できないけどやってみよう！と思えることも増えました。

「おべんきょう」の時間には、「まちがえちゃった！」「わかりません！」と言う経験もしましたね。（「わかりません」の練習も、楽しかったよね。）

もう１年生。

だけど、まだ６歳です。

できないこと、知らないこと、困ってしまうことに、これからも、たくさん出会うでしょう。

でもね、みんな、それらに対応できるように、色々な経験や練習を重ねてきましたよ。

みんなが、がんばってきただけでなく、就学先の先生たちも、みんなのために準備して待ってくれています。

もちろん、送り出す私たちも、応援しているし、必要な時にはサポートしますよ。いつでも、頼ってくださいね。

大丈夫、みんなの前途は洋々としています。

元気でね。

幸せでいてね。

あと５回（このブログ公開時点では、あと３回かな？）、大切に過ごそうね。

文責：児童発達支援センター伊予くじらST