- kujilabo(研修本部)
ゼロイチ ひらめきをカタチに!(2日目)
さあ、2日めのスタートです。
ロゴスランド様は、キャンプできる宿泊施設がコンセプトなので、バイキング形式の朝食も、室内のテントの中で食べられます。楽しい朝食タイムです。
3年目チームは、朝食前にロゴスランド内のアスレチックやロングローラー滑り台で、ひと遊びしていました!(笑)いつまでも子どものような好奇心を大切にしていて、素晴らしいですね!
朝食後、次の発表に向けて、最終調整。
廊下で自主練する姿も…
ゼロイチ発表!
いよいよ、理事長や研修部本部長を前に、昨日ひらめきをカタチにした成果を発表します。
◎「みんな違っていいんだよ?」(紙芝居)
まずは、3年目チームが昨年度作ったオリジナルの紙芝居の発表をしてもらいました。
くじらの「く」はコミュニケーションマーク。
「共に」「どんな自分とも握手する」をキーワードに、かえでちゃんという女の子が多様性を受け入れ、成長していくお話でした。
後輩の先生方も真剣に見ておられました。
◎「くーちゃんのうんどうかい」
2年目の先生方が、「くじら」「信じる」をキーワードに、ゼロから考えたオリジナル紙芝居です。
生まれつきハンディーを抱えたくじらのくーちゃんが、いじめっ子のサメに馬鹿にされても、諦めずに運動会で泳ぎを競う物語です。
見る人も物語に吸い込まれるように見ていました。
◎新聞紙を使って新たな遊びを生み出す
3年目チームのミッションは、「新聞紙」「じゃんけん」「絵本」のどれかを使って、新しい遊びを生み出す。
しかし、3つのキーワード、すべてを使って遊びを生み出すという、すご技を披露してくれました。
絵本「ねずみのでんしゃ」のお母さんが7つ子ねずみの子ども達に洋服を作ってあげるシーンからひらめいたそうです。
【あそびのルール】
1)子ども達が新聞紙で作った衣装を身につける
2)2人組で、じゃんけんし、勝った人が負けた人の素敵なアイテムをもらえる
遊びの中では、必ず「〇〇ちゃんのバッグ、すてきね!これがほしいな!」と相手を認める言葉を伝えていたことが、私はステキだと思いました。そして、友達のアイテムをもらっていく度に、初めとは違うファッションに変化していくのが楽しいと思いました。
もちろん、子ども達と実践すると、そううまくいかない場合もあるでしょうが、そこは、子ども達と一緒に遊びながら、ルールを見直していけば、遊びは何通りにも広がりますね。
後輩達は、子ども達とやってみたい!と言っていました。
理事長から
若い先生方から、力をもらった理事長も、これからのくじらを引っ張っていってくれる先生方に、自ら教鞭をとってくださいました。
「1から2を生み出す」より「0から1を生み出す」ことは、すごく難しいこと。だけど実は保育士さんは皆さん、意外と現場でやってることが多いから、自信をもってほしいというお話。
そして、
80:20 パレートの法則、2:6:2の法則を働きアリの集団の組織の成り立ちを、ビジネスやマネジメントで活用されるこれらの法則を使ってわかりやすく解いてくださいました。「今はまだ若く、経験も浅いため、先輩に教わりながら仕事をすることが多いかもしれないが、いつかは2割の引っ張っていく側になってほしい」という、理事長の思いを皆さんはどのように受け止めたでしょうか。
ゼロイチ 熱性けいれんの対応
保健のさち先生の講義は、熱性けいれんの実践編ワークショップです。
参加者の皆さんは、誰もリアルな熱性けいれんの現場に遭遇したことがなく、まさにゼロイチの実践となりました。
熱性けいれんについて、座学て学んだあとは、いよいよ実践1回目!
いざという時の、役割分担もきめました。
でも、あれれ?!そんな消極的な対応では、子ども達が心配です。
1回目の問題点を話し合うと「スタイはとった方がいいよね?」「体は横に向け気道確保だ!」「時間は私が見ておくね!」と気づきがたくさんありました。
2回目も熱性けいれんの動画に合わせて実践してみました。
1回目と比べて、対応の仕方が見違えるほど、変わりました!
実際の熱性けいれんの現場に出くわすと、本当にあわてます。しかし、この研修を受けたので、少しはやるべきことが整理でき、落ち着いて対応できることでしょう。
これにて、2日間にわたる「新卒同期会研修in京都」は終わりました。皆さんが現場で、ますます活躍されることを期待しております。
文責:研修本部H